2014年9月28日日曜日

フランツ・カフカ 審判

今日はいつも通り生物のテスト勉強をした後、

午後から英語の先生がとうとう次のエッセイのPromptを発表したので、

エッセイの構成について考えてました。

この前まで読んでいた本はフランツ・カフカ審判という本。

結構内容も難しく、設定もかなり意味不明だから、最初は結構当惑したかな。

内容としては、

何も悪いことをしていないのになぜか逮捕されてしまうという主人公Kのお話。

(名前がKって日本文学にもなんだかあったよね。。。)

とりあえず、無罪であるのに逮捕されてしまうという矛盾。

そして、彼がなんとかして裁判で優勢になろうとするも、複雑すぎる法律や、裁判制度によって

空回りし、どんどん追い込まれていくKの理不尽な世界を不気味に描いている作品。

作者の設定は、読み込めば読み込むほど、かなりうまく書かれているからかなり面白い。



だけど、実際今日もらったPromptもかなり難しい。

全部で6個あって、その中のどれから選ぶんだけど、

例えば、だれが社会的権力を持っていて、Kを動かしているのかを議論せよ。とか、K以外の登場人物の視点でこの世界を見てその違いとか、どう変わるかを議論せよ。

とかそんな感じ。

あとは、このカフカという作者のの世界感をこの小説ではどのように表しているか、とかそこら辺はマジでお手上げ。笑

一応、社会的権力とか、だれがKの選択は誰によってなされているのかっていうPromptが一番かけそうだからそれにすることにした。

今日午後全部使って、とりあえず、思いついたことを適当に書き出したりとかして

書く材料を見つけてたんだけど、結局かなりいい線まで行けている気がした。

まあ、もちろん実際書くまでどうなるかわからないんだけどねw

とりあえず、思ったのは、今回のエッセイで一般論というか、普通に考える解釈を逆にひっくり返して書いてみようかなーってこと。

一般的に、Kが逮捕されて、法律やらに惑わされ、死んでいくっていうことを解釈すると、Kの立場が低くて、裁判官や、警察がKの運命を握っていると解釈することができるわけだ。

だけど、それをあえて逆に考え、Kというのは、裁判官や、警察、そして周りの人たちよりも立場が上だという解釈をして書こうかなと思った。

もちろん、僕の解釈ではかなり主題が意味不明になっちゃうかなと思うけど、

それをうまく人に説明できればかなり完成度の高いものになると思うんだよね。

とりあえず、僕の解釈をサポートできる引用を探し出さないといけないから、

もう一度あの本を読み直そうと思ってます。。。

提出は来週の月曜日。

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